キャリアは続くの?40代からの壁

「このまま今の仕事を続けられる?」
40代後半、そんな不安がふと頭をよぎることがあります。

実際、地方で中高年女性がキャリアを築き直すのは簡単ではありません。
総務省「労働力調査(2024年)」によると、

  • 40〜44歳女性の正規職員割合:約56%
  • 45〜49歳ではやや回復するものの、依然として非正規率が高い傾向

特に地方では、再就職の選択肢が限られており、 学び直しやキャリアチェンジの機会も少ないのが現実です。

「あと10年は働かないと」
「でも今のままでいいのか?」

そんな葛藤を抱える母たちがたくさんいます。

でも、資格取得に挑戦したり、隙間時間に副業を始めたり、 小さな一歩を踏み出す姿を私はたくさん見てきました。

挑戦をあきらめない母はかっこいい。 年齢なんて関係ない。自分の人生を、まだまだ動かせるんです。

と、これは自分へのエールでもありますが(笑)

実際は、40代後半のワーママのキャリアアップは至難の業。
まだまだ男性中心の企業風土であり、意思決定をする立場にはずらっと男性だらけ、なんて職場もザラ。言葉にはしないけれど、女性はアシスタント的な役割で十分と無言のバイアスがかけられている現場も見てきました。
だから「子育てがあるから」と、自ら「ゆるく働く」選択をすることも。
その”ゆるさ”には、ちゃんと理由があって、
そうでもしないと本当の意味で、子育てと仕事の両立なんてできないのです。

それは決して妥協ではなく、
「家庭を守りながら社会との接点を持ち続ける」知的で柔軟な判断です。

そしてマネジメントの観点から見ても、
家庭と仕事を両立している女性たちは、実は非常に優秀。

ワーママたちのタイムマネジメント力、段取り力、対人調整力は、
企業にとってものすごく価値のある資質だと思うんだけれど…

活かさないのは、社会的にもったいない!

けれど実情は、ワーママに対しては「転職しにくいだろうから大して評価しなくても離職しないでしょ」とか「待遇に不平があるなら代わりはいくらでもいる」的なマインドで扱う企業の現場、けっこうありませんか?
都会ならそんなこともないでしょうかね…

そんな悔しさエピソードを持ってる、地方ワーママってけっこういると思います。それでも自分のメンタルを保ちながら颯爽と社会を乗り切るワーママ!メンタル最強!

私たちはただ“両立”してるんじゃない。
この社会の中で、毎日を、家庭を、そして自分自身を、
サバイブ=生き抜いているんです。

まさにアッパレ、マザー!
今日も明日も、あなたの選択を応援しています。